
乳癌は現在、日本人の女性がかかるガンの中でも「羅患率NO.1」とされており、年間で約35,000人もの女性が発症しています。
羅患率は年々増加する傾向にあり、ここ20年間では従来の約2倍となっているというデータもあるほどです。
アメリカやデンマーク、オランダといった欧米諸国と比較すれば、日本の羅患率は約1/3程度ですが、将来的には欧米の羅患率に肩を並べるであろうことが予測されます。
日本人女性の乳癌発症率が増加している要因としては「食生活の欧米化(野菜が少なく肉食中心の食生活)」「出産年齢の高齢化」「初潮年齢が下がってきていること」及び「閉経年齢が上がってきていること」などが挙げられます。
「食生活の欧米化(野菜が少なく肉食中心の食生活)」は、乳癌に限らずあらゆるガンや生活習慣病を引き起こす要因となるものです。
決して肉が悪いというわけではありませんが、魚や野菜もバランスよく摂取するよう心がけましょう。
次の「出産年齢の高齢化」は、ホルモンバランスの崩れやすい時期に子どもを出産することによって、乳癌のリスクが高くなるというものです。
女性ホルモンの多くは胸と密接な関わりがありますので、出産(初産)年齢が高齢になればなるほど乳腺にかかる負担も大きくなるということがいえるのかもしれません。
最後に「初潮年齢が下がってきていること」及び「閉経年齢が上がってきていること」についてですが、これは「エストロゲンが分泌される期間が延びる」と同義になります。
乳癌の発症にはエストロゲンが関わっていることは先にも延べたとおりですので、この期間が長くなれば長くなるほど、乳癌のリスクも当然高くなると言えるのです。
しかしながら、最近では「ピンクリボン運動」など乳癌に関する啓蒙活動も活発化してきましたし、日本人全体の健康に対する意識も高まりつつあります。
また、早期発見につながる医療技術も続々と開発されていますので、今後は「早くに発見し」「早くに治す」という傾向がより強くなるかもしれませんね。
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